「孤独の開く愛の扉」|孤独有多深,爱就多强烈
孤独の開く愛の扉
朗读者:南柯
GM:広橋真紀子 - One Love
人ひとが一番いちばん分わからないこと、それは自分じぶんの心こころだと、どこかの賢者けんじゃが言いっている。まさしくそうだ。ちょっと自分じぶんの心こころの中なかを覗のぞいてみてほしい。
一位贤者说过:人最不了解的便是自己的心。的确如此。那就去看一下自己的内心吧!
自分じぶんの素直すなおな気持きもちの周囲しゅういに何なん重じゅうものバリアを張はってはいないだろう。中なかには、自分じぶんの気持きもちすら見みえなくなっている者ものもいる。
自己真正的内心是不是被很多层屏障包裹着呢?其中,有人甚至看不到自己的内心。
人ひとは自分じぶんから好すき好このんで、心こころにバリアを張はるわけではない。世よの中なかに順応じゅんのうしようと一生懸命いっしょうけんめい生いきているうちに、知しらず知しらずのうちにバリアを張はってしまうのだ。
人们并非因为喜欢而给心裹上屏障。而是在顺应世界、努力生存的过程中不知不觉裹上的。
そして、気きがつくと、厚あついバリアに囲かこまれて孤独こどくに喘あえいでいる自分じぶんがいる。
等你发觉时,自己已经被厚厚的屏障所包围、在孤独中苦苦挣扎。
「いや、人間にんげんは孤独こどくではない。すべての命いのちは一ひとつなのだ」という甘あまい言葉ことばが行ゆき交かっている。
“不,人类并不孤独。所有的生命都是一样的。”我们也会听到这样的话语。
しかし、そのような言葉ことばに飛とびついても、孤独こどくは決けっして癒いやされない。
但即便暂时被这种话所安慰,孤独也绝不会被治愈。
「昔むかし、人間にんげん真まん丸まるい形かたちをし、手足てあしが四よん本ほんずつあった。ところが、あまりにも人間にんげんが強つよすぎたため、神様かみさまが嫉妬しっとし、人間にんげんを二ふたつに分わけてしまった。それ以来いらい、人間にんげんは自分じぶんの半身はんしんを求もとめ、焦こがれるようになった。」男女だんじょの恋愛れんあいの始はじまりをほのめかすプラトンの逸話いつわだ。
“过去,人类是圆圆的,有四只手脚。可是,因为人类过于强大,神灵嫉妒,所以将人类分成了两半。自那以后,人类开始找寻、思慕自己的另一半。”这是男女恋爱起源的柏拉图式说法。
この逸話いつわに従したがえば、人間にんげんは自分じぶんの一部いちぶを失うしなったゆえに、愛あいに目覚めざめたことになる。孤独こどくな人間にんげんは大切たいせつな何なにかが自分じぶんに欠かけていると感かんじている。だからこそ、愛あいを渇望かつぼうするのだ。愛あいの渇望かつぼうの強つよさは孤独こどくの深ふかさに比例ひれいする。
根据这一说法,人类是因为失去了自己的一部分才发觉了爱。孤独的人感觉自己少了重要的东西。所以才渴望爱。孤独有多深,爱就有多强烈。
甚はなはだ矛盾むじゅんしているようだが、愛あいに囲かこまれて生いきている人間にんげんは満みたされているゆえに、本当ほんとうの愛あいのありがたさに気きづけないと言いうことがよくある。逆ぎゃくに、孤独こどくの辛酸しんさんをなめた人ひとは、それだけ愛あいや思おもいやりの大切たいせつさに敏感びんかんである。
虽然很矛盾,但人们经常说被爱包围的人因为爱很充裕,所以感受不到爱的可贵。相反,饱尝辛酸的人更容易感受到爱与关心的可贵。
だから、この世よには、出会であいだけではなく、分わかれが用意よういされているのかもしれない。愛あいの達人たつじんになりたければ、分わかれの巧者こうしゃになる必要ひつようがありそうだ。
或许正因如此,这世上不仅有相遇,还设定了离别。想要成为爱之达人,就必须先成为善于应对离别的人。
单词卡
覗く(のぞく)⓪:<自他动> (他)窥视;知道(自)露出
バリア ①:<名> 屏障
喘ぐ(あえぐ)②:<自动> 喘气;苦于
ほのめかす ④:<他动> 暗示,委婉说出
*译文为日语共读原创翻译
如有不妥欢迎指正
图片|《四月是你的谎言》
编辑|L
-END-
“你走,我不送你;
你来,无论多大风雨,我都去接你。”
离别总是伤感的,却是必须要面对的。
总有某一次离别令你印象深刻…
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果断做决定
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