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《黄金的日子》影评精选

2021-04-05 23:26:31 来源:文章吧 阅读:载入中…

《黄金的日子》影评精选

  《黄金的日子》是一部由岡本憙侑 / 宮沢俊樹 / 高橋康夫 / 渡辺紘史 / 原嶋邦明执导,松本幸四郎 / 根津甚八主演的一部剧情 / 历史 / 古装类型的电影,特精心从网络上整理的一些观众的影评,希望对大家能有帮助。

  《黄金的日子》影评(一):一德也出来了

  スタッフ[編集]

  原作:城山三郎

  脚本:市川森一、長坂秀佳

  音楽:池辺晋一郎

  テーマ演奏:NHK交響楽団

  指揮:尾高忠明

  演奏:東京コンサーツ、東京混声合唱団

  語り手:梶原四郎アナウンサー

  殺陣:林邦史朗

  砲術指導:名和弓雄

  考証:磯目篤郎

  監修:桑田忠親

  制作:近藤晋

  美術:斉藤博巳、佐藤武俊、竹内光鷹

  技術:門弘、斎藤政雄

  効果:広瀬洋介、浜口淳二、平塚清

  記録・編集:高室晃三郎

  演出:岡本憙侑、宮沢俊樹、高橋康夫、原嶋邦明、渡辺紘史、外園悠治

  《黄金的日子》影评(二):演员众多呀

  織田家[編集]

  織田信長

  演:高橋幸治

  堺に要求した矢銭(軍用金)五万貫を賭けた相撲で子飼いの力士・鳴海を投げ飛ばした助左を気に入り、家来になれと誘う。のちに安土築城の際、助左が見つけてきた唐人一観(信長公記に記されている実在の人物)の焼いた青瓦を天守閣の瓦に採用するなど、秀吉や利休同様、助左の人生の節々に関わりを持つ。

  お市

  演:小林かおり

  織田有楽斎

  演:奥野匡

  北畠信雄

  演:横尾三郎

  神戸信孝

  演:酒井郷浩

  織田三法師

  演:田村宗正

  明智光秀

  演:内藤武敏

  信長旗下の知将。金ヶ崎撤退戦では一度は退却しかけるも、少数兵力で殿軍を務める秀吉を見捨てることが出来ずに鉄砲隊と共に残留、与力する。比叡山焼き討ちの折には秀吉と共に信長に諌言するも聞き入れられず、山から逃亡してくる僧侶・婦女を掃討する(秀吉は逃げ道を設けて、自陣に逃げ込んで来た者は見逃している)。今作での光秀は自らの心情を語る場面が殆どなく、本能寺の変に至る経緯も描かれていない。よって今作に於ける光秀謀反の本当の理由は謎に覆われたままである。が、比叡山焼き討ちや荒木村重謀反時に於ける高山右近への帰順説得工作の場面など、光秀が信長体制へ対する疑問を徐々に抱き始める様子が散見できる。

  たま→細川ガラシャ

  演:島田陽子

  光秀の娘で細川忠興の妻。キリシタン。争い事を嫌っている。三成の自分に対する思いを悟っており、清正や夫忠興らが三成を襲撃しようと企てた際には密かに三成を訪ねてそのことを伝え、逃げるように促す。

  柴田勝家

  演:新田昌玄

  織田家の筆頭家老。金ヶ崎撤退戦では殿軍を率いる秀吉に対してねぎらいの言葉をかけ、さらに自隊の中から鉄砲の名人を選んで残し、「また会おう」と言い残し撤退して行く(この時には誰もが秀吉隊の全滅を信じて疑わずにおり、従って勝家のこの言葉は秀吉への精一杯の餞とも取れる)。信長死後の清洲会議の際には秀吉と対立、その暗殺を企てるが、丹羽長秀の密告により失敗する。

  丹羽長秀

  演:坂本長利

  信長旗下の武将。安土城築城の普請奉行を務める。天守閣の瓦に今井家の推す金の瓦を採用しかけるが、普請場を巡視した信長が目に留めた助左の青瓦が採用と決まった為、今井の美緒に青瓦の生産を打診する(結局は助左が今井の下請けをする形で青瓦を納入する)。清洲会議の際、勝家らによる暗殺計画があることを秀吉に報せ、命を救う。

  滝川一益

  演:金井大

  信長旗下の武将。勝家らと共に清洲会議に於いて秀吉と対立、その暗殺を企てる。

  荒木村重

  演:北島和男

  信長旗下の武将。ささいな行き違いから信長への反旗を余儀なくされ、摂津有岡城に立て籠る。やがて家臣達を見捨てて単身城から脱出、有岡城は落城する。その卑怯な振る舞いに信長をして「村重、汚し」と言わしめた。

  力士・鳴海

  演:栃櫻光輝

  堺の命運を賭けた相撲勝負で助左に投げ飛ばされる信長配下の力士。

  鳴海以外の力士

  演:日本大学相撲部

  《黄金的日子》影评(三):比较早的一部完整的大河剧,看看再说

  黄金の日日』(おうごんのひび)は、1978年1月8日から12月24日に放送されたNHK大河ドラマ第16作。クレジット上での原作は城山三郎の同名の小説(1978年刊)、脚本は市川森一の書き下ろし(詳細は別途記述)。6代目 市川染五郎(現・松本幸四郎)主演。

  安土桃山時代にルソンに渡海し、貿易商を営むことで巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(ドラマ内では助左または納屋助左衛門と呼ばれている)と泉州・堺の町の栄枯盛衰、今井宗薫の妻・美緒をめぐる今井宗薫と助左衛門らの争いを描いた作品である。

  今作は大河ドラマとしては初の試みとして、NHKスタッフと小説家(城山三郎)と脚本家(市川森一)の三者が合議でおおまかなストーリーを作り、それを基本路線として城山は小説を、市川は脚本を同時進行で執筆していくというスタイルが採られた(実際の脚本執筆では長坂秀佳が協力している)。従前は武士を主人公に取り上げた作品がほとんどだったが、今作では初めて商人を主人公に据えることにより、庶民の暮らしと経済面から時代を描く物語の展開となった。また日本史上の人物の中でも人気が高い豊臣秀吉を関白就任後は徹底した悪役に描いたり、逆に憎まれどころの石田三成を善意の人物に描くなど、それまでにはなかった意外性を活かした構成となった。これが功を奏して、平均視聴率も軒並み当時の上位につけ、歴代でも『赤穂浪士』の31.9%、『太閤記』31.2%に次ぐ25.9%を記録、最高視聴率も34.4%という高い数字を記録した。

  制作面では、大河ドラマとして初めて海外ロケをフィリピンで行い、フィリピン人俳優も出演したことが特筆に値する。過去の日比関係などから実現は困難視されたが、前作「花神」のスタジオ見学に来たマルコス大統領の娘アイミーが、母親のイメルダ大統領夫人に手紙を書いたため、大統領とフィリピン観光省の協力が得られることになった。ロケは、ルソン島北部のサン・エステバンで2週間に渡って行われた。フェンシングなどスペイン人が使用する武術の考証も徹底された。

  また、堺の町が生田のオープンセットに再現され、従来、江戸の町並だったものを戦国期のものに見せるため、二階建ての家屋では下の屋根にもうひとつ屋根をかぶせ、傘をささずに雨の日も買い物ができたことを表現するために軒を前に張り出させるなどした。商人の町らしく、格子も太めにして、屋根の瓦と瓦の間には棒瓦を敷くなど土蔵造りを表現したという。

  ドラマの航海シーンに登場する船には、全長3メートルのガレオンタイプの南蛮船、2メートルの和船、三十石船などのミニチュアを合計5隻、砧撮影所の特殊撮影用プールに浮かべて収録した。

  配役は六代目市川染五郎を主軸にベテラン俳優を歴史上の重要人物に振り、一方では状況劇場を主宰する唐十郎やその当時の妻・李礼仙、そして劇団所属の根津甚八や川谷拓三などのテレビ新顔が主要登場人物を占めるという方式を採用した。なお本作では、1965年放送の大河ドラマ『太閤記』で特に人気が高かった豊臣秀吉役の緒形拳と織田信長役の高橋幸治を再び同じ役で配して、過去の作品との関連性を前面に打ち出している点も注目された。

  オープニング映像は南洋に夕陽が徐々に沈んでいくというシンプルなもの。

  なおNHKでは総集編だけではなく、本作の初回から最終回までの全話が保存されており、完全版ソフトの発売とNHKオンデマンドによる本編映像の配信の両方が行われている。

  《黄金的日子》影评(四):贴这个都贴了好久

  呂宋丸および助左の船の水夫たち[編集]

  彦助

  演:岸部一徳

  但馬の銀山で助左と知り合った金掘り人足。今井家の銀を強奪する計画を助左に漏らし、阻止される。その後堺で、助左の船とは知らずに船の修理工として働いている所を助左と再会しルソンへ渡る。そこでかつて人買いによって売られて来た日本人女性と恋仲になり、共にルソンで暮らす道を選ぶ。

  末蔵

  演:小松方正

  高山右近から紹介されたベテラン船頭。助左の信頼は篤く、末蔵もまた助左の船長ぶりに惚れ込む。

  権六

  演:冷泉公裕

  弥次郎

  演:二見忠男

  その他[編集]

  ルイス・フロイス

  演:アロイジオ・カンガス

  ガスパル・ヴィレラ

  演:ミシェル・マサポ

  グネッキ・ソルディ・オルガンティノ

  演:ジェームズ・ゴードン

  原マルチノ

  演:吉田次昭

  ファン・コーボ

  演:ロジェ・ショラメル

  ゴメス・マリーニャス

  演:ミシェル・マサボ

  マニラ総督。

  ルイス・マリーニャス

  演:ハードン・ファーマー

  ゴメスの子、マニラ総督。

  高砂甚兵衛

  演:松本幸四郎

  呂宋丸の難破で漂流していた助左が助けを求めた八幡舩(ばはんせん・海賊船)の船長。助左の生き別れた父親・甚九郎と思われる人物。琉球から堺へ向けて航海中に高砂沖で海賊に襲撃されて船を失い、漂流中にそれまでの記憶を無くしてしまい、いつしか海賊・白波党の船長になっていた。助左によって堺の町を思い出し、父親と確信した助左から堺へ帰ろうと誘われるが子分を見捨てられず船に残る。

  原田喜右衛門

  演:唐十郎

  長崎屋。助左の船を海賊船と決めつけ捕縛。助左にルソンでのイスパニア軍との交易を持ちかけるが、断られた事から船を襲う。イスパニア語に無知な秀吉を巧みに言いくるめて取り入り、その信頼を勝ち取る。ルソンへの国書も自身に都合のいいように改竄するなど、秀吉を上回る悪逆非道ぶりが目立つ人物。

  孫七

  演:常田富士男

  長崎屋の番頭。実は喜右衛門と共に海賊まがいの荒稼ぎをしている。船を沈めて文無しになった助左が、甚兵衛からもらった論語などの中国の書を売りに来るが二束三文で買い叩く。

  黄允吉

  演:三田松五郎

  金誠一

  演:信実恭介

  許筬

  演:佐々木孝丸

  ツル

  演:安奈淳

  フィリピン人。喜右衛門に捕らわれた兄を救うため、助左の船から鉄砲を奪おうとする。

  定吉

  演:井上和行

  鮫吉

  演:北村和夫

  少年助左

  演:藤間照薫

  助左衛門の少年時代ではなく、堺から出る船で助左衛門と乗り合わせた同名の少年。

  百足

  演:堀礼文

  蛇千代

  演:中西良太

  竜門

  演:草薙良一

  椿鬼

  演:吾桐芳雄

  吉兵衛

  演:高木均

  一観

  演:三国一朗

  唐から渡来した瓦職人。助左の依頼で秀吉の屋敷に使う青瓦を焼いていたが、これが信長の目に留まる。

  みつ

  演:平井道子

  バプチスタ

  演:ダニエル・モンデバード

  ゴンザレス

  演:ブルーノ・ゼンダア

  ガルシーア

  演:ナイジェル・リード

  通訳

  演:クリスチャン・ロドリゲス

  少女

  演:伊藤つかさ

  老人

  演:殿山泰司

  堀子

  演:斉藤洋介

  組頭

  演:坂口芳貞

  番頭

  演:今西正男、本田博太郎

  足軽

  演:久保晶、須永慶

  武将

  演:谷津勲

  神父

  演:バートン・フォアマン

  《黄金的日子》影评(五):看来看去也就是这些人

  豊臣家[編集]

  木下藤吉郎→羽柴秀吉→豊臣秀吉

  演:緒形拳[2]

  信長の配下時代から助左をかわいがり、助左が今井家から独立すると何かとバックアップするなど友好的だったが、天下をほぼ手中に収め権力を手に入れると支配者として助左の前に立ちはだかる。堺の自治を認めず、目をかけるも要求を撥ね付け我が道を行く助左や、徳川に肩入れする宗薫ら堺商人たちと対立、徹底的な弾圧を加える。ドラマ前半部での人間的魅力に富んだ木下藤吉郎から権力欲の塊の天下人秀吉へと変貌していく姿は今作の見所のひとつでもある。

  ねね→北政所

  演:十朱幸代

  秀吉の正室。豊臣家の安泰を一番に願っている。のんびりとした尾張弁を話す天真爛漫な女性。

  淀君

  演:藤村志保[3]

  終盤に登場。秀吉が亡くなった後は豊臣家では一番の権力者となる。

  三好秀次→豊臣秀次

  演:桜木健一

  豊臣秀頼

  演:柏木寅章

  石田佐吉→石田三成

  演:近藤正臣

  長浜で助左と知り合い、一緒にたま(のちの細川ガラシャ)の帰りを送ったことから親友となる。ねねの尾張訛りをひどく嫌う。堺奉行に就任してからは、親友の助左と上司の秀吉の間で苦悩する。朝鮮出兵中、徹底抗戦の加藤清正、福島正則に対し、無駄な犠牲者を出すよりも、友好関係を築こうとした。数々のドラマで利休を讒言して死に追い込む役が多い三成だが、このドラマ中では利休とは対立せず、むしろ秀吉の利休切腹に難色を示している。劇中ではたまに憧れ、本能寺の変後幽閉中のたまの元に訪ねるなどしていたが、やがてこの二人の関係は悲劇的な結末を迎える。

  小西弥九郎→小西行長

  演:小野寺昭

  堺の商人から秀吉に見出され家臣となる。三成や助左と親友となる。助左が秀吉が目をかけているにもかかわらず、わが道を行き秀吉の怒りを買っていることを心配している。

  大野治長

  演:藤堂貴也

  高山右近

  演:鹿賀丈史

  三成、行長と共に助左のよき理解者。熱心なキリスト教徒で、西洋の技術や知識を必要としても、キリストの教えを学ぼうとしない信長の姿勢に疑問を感じ、一旦は離反するが赦される。安土城下に教会を作るために必要な青瓦と交換で助左に船を譲った。

  宗義智

  演:河原崎長一郎

  池田恒興

  演:猪野剛太郎

  森長可

  演:福永典明

  池田輝政

  演:成川哲夫

  黒田官兵衛

  演:島田三郎→勝部演之

  竹中半兵衛亡き後の秀吉の軍師。荒木村重謀反の折その説得工作に失敗、岩牢に幽閉され跛行となる。本能寺での信長横死を備中高松の秀吉陣中へ報せる助左からの使者を口封じの為に独断で斬り捨て、さらに毛利と和睦して京へ取って返し信長政権を引き継ぐよう秀吉に進言する。三成は「またあの御仁の浅知恵に乗せられてか」と、内心毛嫌いしている。

  黒田長政

  演:佐藤健一→伊藤正博

  加藤清正

  演:綿引洪

  朝鮮出兵中、友好関係を築こうとする三成、行長、宗義智に対し、徹底抗戦を主張し豊臣家分裂のきっかけを作る。朝鮮出兵では先に上陸した行長への憎しみから何とか出し抜こうとし、追いついた後も行長と別ルートで京城へ先んじようとするが、助左らの計略で偽りのルートに誘導され、行長、宗義智の京城一番乗りを許すことになる。

  福島正則

  演:加藤正之

  浅野長政

  演:辻萬長

  増田長盛

  演:金内吉男

  五奉行の一人。五右衛門一味が伏見城の秀吉寝所を襲撃した際に彼らの前に立ちはだかる。

  蜂須賀小六

  演:室田日出男[4]

  秀吉配下の猛将。秀吉と同様に彼もまた、助左に対して何くれと無く好意的に接し、その危機を救ったりしている。

  竹中半兵衛

  演:梅野泰靖[5]

  秀吉配下の名軍師。助左が秀吉の陣中へ持ち込んだ木綿の火縄を買い上げる。黒田官兵衛の造反が疑われた際、人質となっていた官兵衛の息子松寿丸を信長の命令に背いて匿う。

  蒲生氏郷

  演:山本寛

  石田正澄

  演:内田稔

  三成の兄。三成が武断派の襲撃で堺奉行所を去った後は奉行職を継ぐ。三成同様に助左を深く信頼している。

  長宗我部元親

  演:庄司永建

  土佐の大名。利休が五千貫の値を付けたルソン壷の価値をめぐっての秀吉と助左の大勝負の際に、最初に秀吉に幾らの値を付けるか尋ねられ、千貫の値を付ける。

  古田織部

  演:戸沢佑介

  筒井順慶

  演:岸本功

  不破万作

  演:伊東平山

  松田信助(信助)

  演:北見治一

  隆西堂

  演:沖恂一郎

  《黄金的日子》影评(六):很多名人呀

  織田家以外の戦国武将[編集]

  徳川家康

  演:児玉清

  東国の実力者。信長政権時は実直律儀な同盟者、秀吉政権時は面従腹背の態度で過ごし、秀吉の逝去後は関ヶ原の戦いで三成中心の西軍を破って天下を手中に収める。梢の工作により徳川贔屓となった兼久(宗薫)を利用して堺の商人たちを思いのままにしようと画策する。助左とは金ヶ崎城撤退戦・小牧長久手の戦い・関ヶ原戦後と都合三度顔を合わせているが、家康は助左の存在を認識しておらず、その都度初対面のつもりでいる。助左に、世界の勢力図が変化しつつあり、南蛮との貿易もイギリス・オランダ重視のそれへと変化していかなければならないと告げる。

  足利義昭

  演:松橋登

  武田信玄

  演:観世栄夫(声のみの出演)

  浅井長政

  演:伊藤高

  浅井久政

  演:増田順司

  一色藤長

  演:日野道夫

  六角承禎

  演:奥村公延

  金ヶ崎の戦いに敗れ美濃に戻る織田信長を途上で暗殺すべく、今井兼久と謀り杉谷善住坊を千種峠に派遣する。

  服部半蔵

  演:前田満穂

  前田利家

  演:臼井正明

  細川藤孝

  演:加藤精三

  細川忠興

  演:柴田侊彦

  吉川経家

  演:浜畑賢吉

  毛利氏の部将。鳥取城の援軍として派遣されるが、大量の兵糧が売り払われていることに失望する。飢餓に苦しむ城内で、若狭の米商人を自称していた助左と打ち解け、堺へ行ってみたいと話す。自身の命と引き換えに城内の兵士・領民の命を安堵させ、開城降伏する。

  安国寺恵瓊

  演:神山繁[6]

  毛利氏の外交僧。豪放磊落な人物。信長軍の中国攻めの際には和睦折衝に当たる。本能寺の変後に秀吉から伊予二万三千石の大名に取り立てられる。利休が五千貫の値を付けたルソン壷の価値をめぐっての秀吉と助左衛門の大勝負(多くの大名が参加した今でいう「オークション」)の際、恵瓊が一万貫の値で買うと啖呵を切ったことで場内の空気は一変、五十個あったルソン壷のほとんどが一万貫で諸大名に買われていき、助左衛門を一躍大豪商へと押し上げる結果となる。

  鍋島信生→鍋島直茂

  演:小瀬格

  相良頼房

  演:小沢象

  島津義久

  演:中村靖之介

  島津義弘

  演:平泉成

  小笠原少斎

  演:細川俊夫

  和田惟政

  演:鈴木智

  蜂屋頼隆

  演:和田拓

  清水宗治

  演:宝生閑

  三好政康

  演:露木護

  三好長逸

  演:平野元

  岩成友通

  演:渡辺厳

  中村春続

  演:浜田寅彦

  鳥取城の部将。経家来援時は、旗頭が必要として阿るが、秀吉軍に包囲されると毛利の支援を受けるために来てもらったと開き直る。

  森下道誉

  演:佐竹明夫

  鳥取城の部将。秀吉の計略とも知らず、兵達への恩賞のためとして兵糧米を売却する。

  アゴーの村の人々[編集]

  ラカンドーラ

  演:ビック・バルガス

  ルソン島アゴーの村、トンド族の族長。村を倭寇に襲撃されて父と兄を殺された過去から、日本人に対して深い憎悪の念を抱く。琉球丸の難破により漂着した助左・善住坊・五右衛門に対しても始めは敵意をむき出しにして数々の嫌がらせをする。やがて彼らの人柄に触れて3人を村民として認め、その後はよき理解者となる。

  ハギビス

  演:ロベルト・アレバロ

  トンド族と敵対するボコス族の住民。漂着し捕らえられていた助左・善住坊と、虜囚として閉じ込められていたマリキットの見張りをしていたが、3人の脱走を故意に見逃したことで追われる身となり、同じく漂着した五右衛門に助け出され彼らに命を救われる。対立していたトンド族とボゴス族の間を仲介し抗争を終結させる。数々の出来事を通して助左らとの間に深い絆ができ、以降長年に渡って友情を育む。日本語が話せる為、通訳としても活躍。良くも悪くも直情径行な性格。

  ノーラ

  演:セリー・デ・カステロ

  マリキットの侍女。マリキットと共に当初から助左らに好意的に接する。善住坊に一目惚れして周囲の計らいで結婚が決まるが、式の当日に堺へ向かう交易船が付近を航行、帰国を決意した善住坊と生き別れの身となってしまう。後年、助左がアゴーの村に再訪した際に善住坊の死を知らされる。

  マリキット

  演:プリンセス・アキノ→ジーナ・アラハール

  ラカンドーラの娘。トンド族の王女。ボコス族にともに捕らわれていた助左らに救出され、日本人を信用しようとしないラカンドーラから助左らを庇い続ける。後年イスパニア軍が攻撃するという情報がもたらされると、防戦への士気を高めようとするラカンドーラの命でハギビスと結婚する。

  《黄金的日子》影评(七):演员表1

  助左→納屋助左衛門

  演:六代目市川染五郎(少年時代:峰岸秀憲→栗又厚)

  父の名は甚九郎・母の名はおきく。両親共に堺の豪商・今井の奉公人。父・甚九郎は交易船の船長(ふなおさ)で、助左が五歳の時に琉球へ向けて船出したまま消息を絶った。父の後を継いで船乗りになることを夢見、今井の納屋番として奉公する。謹厳実直にして大胆な性格を今井の当主・宗久に認められて交易船に乗ることができたが、琉球へ向かうはずの船が難破、ルソン島・アゴーの村へ漂着する。アゴーの村人達とのふれあいから、ルソンとの交易を志すこととなる。やがて今井から独立、様々な苦難にぶつかりながらも旧知の木下藤吉郎秀吉や千宗易らの助けもあり、逆境をはね返してついには自分の船「呂宋丸」を持ち、念願のルソンとの交易ができるまでになる。宗易から堺の納屋の鍵と「納屋」の屋号を譲り受け、さらにアゴーの村から持ち帰ったルソン壷50個を秀吉旗下の諸大名に高値で売りつけ、名実共に大豪商へとのし上がっていく。だが、若い頃からの恩人にして協力関係にもあった秀吉とは次第に対立を深めるようになっていき、ついには国外追放に処せられる。自由都市堺、自由貿易を守るためにその一生を捧げる今作の主人公。雷が大の苦手。

  美緒

  演:栗原小巻

  助左の憧れの女性。元々は京の没落公卿の娘だったが、幼い頃に戦火に追われ堺へたどり着く。人買いに売られるところを今井宗久に養女として拾われる。宗久の息子・兼久(今井宗薫)と結婚するも兼久は妹としか見てくれず、助左といつしか互いに密かに惹かれあうようになっていく。奉公人(実は徳川の間者)の梢が兼久の子を身籠ったことから居場所を失い、呂宋丸に忍び込んでルソンへ密航。アゴーの村で心穏やかな日々を過ごす。しかしやがて小太郎の養育の為帰国。小太郎の母として、また、実質的な今井の大元方(経営者)として今井の身代を支える。織田・豊臣・徳川と移り変わっていく時の権力者たちと対峙し、助左と共に堺を守っていく。

  杉谷善住坊

  演:川谷拓三

  助左と五右衛門の幼馴染。今井の鉄砲鍛冶師にして射撃の名手。兼久にそそのかされて信長暗殺を図るも失敗。助左の計らいで今井の交易船で琉球への逃亡を試みるも船が難破し五右衛門、助左と共にルソンへ漂着。現地の女性と結婚するが、堺恋しさに帰国。匿ってくれた遥明台守のお仙の元で木綿の火縄を発明する(後にこれが助左の商売の足がかりとなる)。やがて加賀へ落ち延びるが、一向宗門徒たちの頼みで鉄砲を買い付けに堺へ舞い戻って来る。

  石川五右衛門

  演:根津甚八(少年時代:荻野尋)

  助左の友人。今井家の飛脚番。日比屋の一人娘・笛(モニカ)に横恋慕し、強引に我が物にしてしまう。紆余曲折を経て一時助左の前から姿を消すが、再び姿を表した時には盗賊の頭となっていた。権力の亡者となり助左たちを弾圧しようとした秀吉を伏見城に襲撃する。根津は人気を集め出世作となった。

  桔梗

  演:竹下景子(少女時代:堀越恵里子)

  宗久と今井の奉公人・しま(竹下景子・二役)との間の娘。伊勢長島の合戦でしまは信長軍に殺され、善住坊と共に加賀へ落ち延び鉄砲の撃ち方を学ぶ。成長し堺で助左と再会。今井へ戻るのを拒んで助左の店で働くが、難破した呂宋丸の船乗り達の遺族への見舞金の工面に難渋する助左を助けるため、その金の用立てを条件に今井家へ戻る。兼久の命により関白秀次の側女に上がるが、心優しい秀次の計らいで側室ではなく鉄砲指南役となる。秀次の死後、ルソンへ渡り助左からの求婚を受けるが…。

  お仙

  演:李礼仙

  助左らのよき理解者。幼い頃、美緒らと共に人買い船に乗せられて南洋の島に売られ、艱難辛苦の末に堺に流れ着く。以来、堺の船堀に小さな屋形船を浮かべ、占い・呪(まじな)い、大浜の遥明台(灯台)守などをして暮らしを立てる。何かと事件を起こす善住坊、五右衛門らの面倒もよく見、彼らの最期も見届ける。

  堺の商人・住人[編集]

  千宗易→千利休

  演:鶴田浩二

  堺の豪商集団・会合衆の1人。信長や秀吉に近づき茶頭となる。助左に商いとは工夫であると教え、また所有する納屋を譲り「納屋助左衛門」と名乗らせる。助左がルソンから持ち帰ったルソン壺に五千貫の値をつけ、助左を一躍大富豪にする。しかし「一介の商人が大富豪になるような時代、農民の子せがれが関白になるような時代」を終わらせ新しい秩序の時代を築こうとする秀吉との間には次第に深い溝ができていく。

  今井宗久

  演:丹波哲郎

  堺の豪商集団・会合衆の一員。今井の大元方(経営者)。時勢を見極めることに長け、目的の為には手段を選ばぬ強い意志を持ちしばしば非情な決断を下す。反信長の多い会合衆の中にあって早くから信長に接近、その勢力拡大によって堺一の実力者となる。放蕩息子の兼久には絶望しており、助左に対して「お主のような倅が欲しかった」との思いを抱いている。信長の死に絶望し、「ルソンへ行く」と言って舟で堺を旅立つ。

  今井兼久→今井宗薫

  演:林隆三[1]

  今井宗久の子。青年時代は放蕩に明け暮れたため、父・宗久から後継を不安視されていたが、父にも劣らぬ計算高さを持つ。信長に接近した父や秀吉のバックアップを得た助左と対抗して、家康に近づく。助左に父は目をかけ、妻の美緒も助左を愛していたことから「助左は自分から父と妻の愛を盗んだ」と助左を憎み、立ちはだかる。しかし息子小太郎への愛情と堺への誇りを捨て切れず、小太郎に慕われ、堺の誇りを取り戻そうと奔走する助佐に対する憎しみの気持ちを抑えるようになっていく。秀吉の死後、家康の意を受けて、六男・松平忠輝と伊達政宗の長女五郎八姫の間を取り持ったことは史実として有名である。

  梢

  演:名取裕子

  今井家を徳川方になびかせる為に服部半蔵が送り込んだ間者。兼久に近づきその寵愛を受ける。宗久に正体がばれるも妊娠が発覚し九死に一生を得る。宗薫の子・小太郎を生む。

  小太郎

  演:江藤潤

  今井宗薫と梢の間に生まれた子。美緒、桔梗が去り今井家が家庭崩壊状態となった事から助左衛門を恨み、殺害のため朝鮮出兵に同行、しかし助左の人格に触れ、やがて父のように助左を慕い、助左の船団の一員となる。

  小西隆佐

  演:宇野重吉

  堺の豪商集団・会合衆の一員。小西行長の父。

  津田宗及(天王寺屋)

  演:津川雅彦

  堺の豪商集団・会合衆の一員。反信長派で、信長に肩入れする宗久を「近江の流れ者」と陰口を叩いているが、状況次第では協力を申し出ることもある。

  能登屋平久

  演:志村喬

  堺の豪商集団・会合衆の一員。反信長派。

  日比屋了慶

  演:渥美国泰

  堺の豪商集団・会合衆の一員。モニカの父。敬虔なキリシタンであり、自邸には礼拝堂と釣鐘も備えている。助左が今井を離れて行商を始める時に木綿を卸してもらったのもこの日比屋であり、後年助左はその礼拝堂付きの邸宅を買い取って住まう。

  山上宗二

  演:清水紘治

  茶人、兼久と親しい。

  天王寺屋三郎

  演:佐藤博

  大和屋

  演:大竹修造

  新屋

  演:堀六平

  才蔵

  演:花沢徳衛

  今井家が所有する貨物船「琉球丸」の船長。助左の父・甚兵衛とは旧知の仲で、生きていれば助左と同い年だった息子を事故で失っている。助左は「船で一番威張っていて一番やることがない」と称したが、琉球丸が沈没する際には、助左に海に生きる男の姿を身をもって示す。

  笛(モニカ)

  演:夏目雅子

  日比屋了慶の娘。敬虔なキリシタン。自分を強引に陵辱した五右衛門を殺そうとするが果たせず、恨みながらも愛しいという複雑な思いを抱きながら共に堺を出奔する。旅先で病を得た彼女を五右衛門は見捨てるが…。

  銭丸

  演:前田晃一

  堺の町の浮浪児だったのを助左に拾われる。幼いながらも才に長け、助左を助けて“番頭さん”と呼ばれる。助左の留守中は桔梗と共に店を守る。

  《黄金的日子》影评(八):黄金の日日

  

『黄金の日日』(おうごんのひび)は、1978年1月8日から12月24日に放送されたNHK大河ドラマ第16作。クレジット上での原作は城山三郎の同名の小説(1978年刊)、脚本は市川森一の書き下ろし(詳細は別途記述)。六代目市川染五郎(現・二代目松本白鸚)主演。

『黄金の日々』は誤記。正しい表記は『黄金の日日』である。

目次

1 概要2 出演2.1 助左をめぐる主要人物2.2 堺の商人・住人2.3 豊臣家2.4 織田家2.5 細川家2.6 徳川家2.7 毛利家2.8 足利将軍家2.9 信長包囲網の戦国武将2.10 四国 · 九州の大名2.11 アゴーの村の人々2.12 呂宋丸および助左の船の水夫たち2.13 その他3 スタッフ4 放送 4.1 通常放送時間4.2 放送日程4.3 総集編5 関連商品5.1 ビデオ・DVD5.2 書籍6 脚注7 外部リンク

概要

安土桃山時代にルソンに渡海し、貿易商を営むことで巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(ドラマ内では助左または納屋助左衛門と呼ばれている)と泉州・堺の町の栄枯盛衰、今井宗薫の妻・美緒をめぐる今井宗薫と助左衛門らの争いを描いた作品である。

今作は大河ドラマとしては初の試みとして、NHKスタッフと小説家(城山三郎)と脚本家(市川森一)の三者が合議でおおまかなストーリーを作り、それを基本路線として城山は小説を、市川は脚本を同時進行で執筆していくというスタイルが採られた(実際の脚本執筆では長坂秀佳が協力している)。従前は武士を主人公に取り上げた作品がほとんどだったが、今作では初めて商人を主人公に据えることにより、庶民の暮らしと経済面から時代を描く物語の展開となった。また日本史上の人物の中でも人気が高い豊臣秀吉を関白就任後は徹底した悪役に描いたり、逆に憎まれどころの石田三成を善意の人物に描くなど、それまでにはなかった意外性を活かした構成となった。これが功を奏して、平均視聴率も軒並み当時の上位につけ、歴代でも『赤穂浪士』の31.9%、『太閤記』31.2%に次ぐ25.9%を記録、最高視聴率も34.4%という高い数字を記録した。

制作面では、大河ドラマとして初めて海外ロケをフィリピンで行い、フィリピン人俳優も出演したことが特筆に値する。過去の日比関係などから実現は困難視されたが、前作『花神』のスタジオ見学に来たマルコス大統領の娘アイミーが、母親のイメルダ大統領夫人に手紙を書いたため、大統領とフィリピン観光省の協力が得られることになった。ロケは、ルソン島北部のサン・エステバンで2週間に渡って行われた。フェンシングなどスペイン人が使用する武術の考証も徹底された。

また、堺の町が生田のオープンセットに再現され、従来、江戸の町並だったものを戦国期のものに見せるため、二階建ての家屋では下の屋根にもうひとつ屋根をかぶせ、傘をささずに雨の日も買い物ができたことを表現するために軒を前に張り出させるなどした。商人の町らしく、格子も太めにして、屋根の瓦と瓦の間には棒瓦を敷くなど土蔵造りを表現したという。

ドラマの航海シーンに登場する船には、全長3メートルのガレオンタイプの南蛮船、2メートルの和船、三十石船などのミニチュアを合計5隻、砧撮影所の特殊撮影用プールに浮かべて収録した。

配役は六代目市川染五郎を主軸にベテラン俳優を歴史上の重要人物に振り、一方では状況劇場を主宰する唐十郎やその当時の妻・李礼仙、そして劇団所属の根津甚八や川谷拓三などのテレビ新顔が主要登場人物を占めるという方式を採用した。特に1965年の大河ドラマ『太閤記』で主役の豊臣秀吉を演じた緒形拳や同作で織田信長を演じた高橋幸治の出演は話題を呼び、過去作の主演俳優が同役として登場するシリーズ初の試みになった。名処刑シーンといわれる川谷扮する杉谷善住坊の鋸引き処刑(第21回)は、1978年の東映映画『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』で、川谷のやった全く同じシチュエーションで再現した[1]。

NHKでは総集編だけではなく、本作の全話が保存されており、完全版ソフトの発売とNHKオンデマンドによる本編映像の配信の両方が行われている。

助左衛門を演じた市川染五郎は、九代目松本幸四郎時代の2016年に大河ドラマ『真田丸』にて同役で出演した[2]。なお『真田丸』の脚本家である三谷幸喜は、本作を「一番はまった」大河ドラマであると述べている[3]。

出演

歌舞伎役者が大河に大役で出演する際の通例に漏れず、本作でも主演の六代目市川染五郎の長男・藤間照薫[4](現・十代目松本幸四郎)が少年助左役で、また父の八代目松本幸四郎(後の初代松本白鸚)が助左の父親役で出演、高麗屋親子三代の顔見世である。

助左をめぐる主要人物

助左→納屋助左衛門演:六代目市川染五郎(現・二代目松本白鸚)(少年時代:峰岸秀憲→栗又厚)父の名は甚九郎・母の名はおきく。両親共に堺の豪商・今井の奉公人。父・甚九郎は交易船の船長(ふなおさ)で、助左が五歳の時に琉球へ向けて船出したまま消息を絶った。父の後を継いで船乗りになることを夢見、今井の納屋番として奉公する。謹厳実直にして大胆な性格を今井の当主・宗久に認められて交易船に乗ることができたが、琉球へ向かうはずの船が難破、ルソン島・アゴーの村へ漂着する。アゴーの村人達とのふれあいから、ルソンとの交易を志すこととなる。やがて今井から独立、様々な苦難にぶつかりながらも旧知の木下藤吉郎秀吉や千宗易らの助けもあり、逆境をはね返してついには自分の船「呂宋丸」を持ち、念願のルソンとの交易ができるまでになる。宗易から堺の納屋の鍵と「納屋」の屋号を譲り受け、さらにアゴーの村から持ち帰ったルソン壷50個を秀吉旗下の諸大名に高値で売りつけ、名実共に大豪商へとのし上がっていく。だが、若い頃からの恩人にして協力関係にもあった秀吉とは次第に対立を深めるようになっていき、ついには国外追放に処せられる。自由都市堺、自由貿易を守るためにその一生を捧げる今作の主人公。雷が大の苦手。国外退去を受けて去る前、小太郎の母として生きる決意をした美緒とは来世で夫婦になることを誓い合い別れた。美緒演:栗原小巻助左の憧れの女性。元々は京の没落公卿の娘だったが、幼い頃に戦火に追われ堺へたどり着く。人買いに売られるところを今井宗久に養女として拾われる。宗久の息子・兼久(今井宗薫)と結婚するも兼久は妹としか見てくれず、助左といつしか互いに密かに惹かれあうようになっていく。奉公人(実は徳川の間者)の梢が兼久の子を身籠ったことから居場所を失い、呂宋丸に忍び込んでルソンへ密航。アゴーの村で心穏やかな日々を過ごす。しかし、実母・梢を失った小太郎の母として、また、実質的な今井の大元方(経営者)として今井の身代を支えることを決意する。織田・豊臣・徳川と移り変わっていく時の権力者たちと対峙し、助左と共に堺を守っていく。夫婦として結ばれることはなかったが、来世は必ずや夫婦となり添い遂げることを誓って盃を交わし助左と別れ夫や小太郎と共に行く。杉谷善住坊演:川谷拓三助左と五右衛門の幼馴染。今井の鉄砲鍛冶師にして射撃の名手。兼久にそそのかされて信長暗殺を図るも失敗。助左の計らいで今井の交易船で琉球への逃亡を試みるも船が難破し五右衛門、助左と共にルソンへ漂着。現地の女性と結婚するが、堺恋しさに帰国。匿ってくれた遥明台守のお仙の元で木綿の火縄を発明する(後にこれが助左の商売の足がかりとなる)。やがて加賀へ落ち延びるが、一向宗門徒たちの頼みで鉄砲を買い付けに堺へ舞い戻って来る。石川五右衛門演:根津甚八(少年時代:荻野尋)助左の友人。今井家の飛脚番。日比屋の一人娘・笛(モニカ)に横恋慕し、強引に我が物にしてしまう。紆余曲折を経て一時助左の前から姿を消すが、再び姿を表した時には盗賊の頭となっていた。権力の亡者となり助左たちを弾圧しようとした秀吉を伏見城に襲撃する。根津は人気を集め出世作となった。桔梗演:竹下景子(少女時代:堀越恵里子)宗久と今井の奉公人・しま(竹下景子・二役)との間の娘。伊勢長島の合戦でしまは信長軍に殺され、善住坊と共に加賀へ落ち延び鉄砲の撃ち方を学ぶ。成長し堺で助左と再会。今井へ戻るのを拒んで助左の店で働くが、難破した呂宋丸の船乗り達の遺族への見舞金の工面に難渋する助左を助けるため、その金の用立てを条件に今井家へ戻る。兼久の命により関白秀次の側女に上がるが、心優しい秀次の計らいで側室ではなく鉄砲指南役となる。秀次の死後、ルソンへ渡り助左からの求婚を受けるが…。お仙演:李礼仙助左らのよき理解者。幼い頃、美緒らと共に人買い船に乗せられて南洋の島に売られ、艱難辛苦の末に堺に流れ着く。以来、堺の船堀に小さな屋形船を浮かべ、占い・呪(まじな)い、大浜の遥明台(灯台)守などをして暮らしを立てる。何かと事件を起こす善住坊、五右衛門らの面倒もよく見、彼らの最期も見届ける。

堺の商人・住人

千宗易→千利休演:鶴田浩二堺の豪商集団・会合衆の1人。信長や秀吉に近づき茶頭となる。助左に商いとは工夫であると教え、また所有する納屋を譲り「納屋助左衛門」と名乗らせる。助左がルソンから持ち帰ったルソン壺に五千貫の値をつけ、助左を一躍大富豪にする。しかし「一介の商人が大富豪になるような時代、農民の子せがれが関白になるような時代」を終わらせ新しい秩序の時代を築こうとする秀吉との間には次第に深い溝ができていく。今井宗久演:丹波哲郎堺の豪商集団・会合衆の一員。今井の大元方(経営者)。時勢を見極めることに長け、目的の為には手段を選ばぬ強い意志を持ちしばしば非情な決断を下す。反信長の多い会合衆の中にあって早くから信長に接近、その勢力拡大によって堺一の実力者となる。放蕩息子の兼久には絶望しており、助左に対して「お主のような倅が欲しかった」との思いを抱いている。信長の死に絶望し、「ルソンへ行く」と言って舟で堺を旅立つ。今井兼久→今井宗薫演:林隆三[5]今井宗久の子。青年時代は放蕩に明け暮れたため、父・宗久から後継を不安視されていたが、父にも劣らぬ計算高さを持つ。信長に接近した父や秀吉のバックアップを得た助左と対抗して、家康に近づく。助左に父は目をかけ、妻の美緒も助左を愛していたことから「助左は自分から父と妻の愛を盗んだ」と助左を憎み、立ちはだかる。しかし息子小太郎への愛情と堺への誇りを捨て切れず、小太郎に慕われ、堺の誇りを取り戻そうと奔走する助左に対する憎しみの気持ちを抑えるようになっていく。美緒が助左の元に行きやすいよう小太郎が自身と同行する理由を察し、美緒に行かせても良いと考えていた。秀吉の死後、家康の意を受けて、六男・松平忠輝と伊達政宗の長女五郎八姫の間を取り持ったことは史実として有名である。梢演:名取裕子今井家を徳川方になびかせる為に服部半蔵が送り込んだ間者。兼久に近づきその寵愛を受ける。宗久に正体がばれるも妊娠が発覚し九死に一生を得る。宗薫の子・小太郎を生む。小太郎演:江藤潤今井宗薫と梢の間に生まれた子。美緒、桔梗が去り今井家が家庭崩壊状態となった事から助左衛門を恨み、殺害すべく朝鮮出兵に同行するが、助左の人格に触れ、やがて父のように助左を慕い、助左の船団の一員となる。父とは兄妹の感情しかない養母・美緒が助左を愛し合い、実母を失った自身を慈しんで育ててくれたこともあり、2人が共に生きられるよう父と共に旅立つ決意を固めるほどに成長した。小西隆佐演:宇野重吉堺の豪商集団・会合衆の一員。小西行長の父。津田宗及(天王寺屋)演:津川雅彦堺の豪商集団・会合衆の一員。反信長派で、信長に肩入れする宗久を「近江の流れ者」と陰口を叩いているが、状況次第では協力を申し出ることもある。能登屋平久演:志村喬堺の豪商集団・会合衆の一員。反信長派。日比屋了慶演:渥美国泰堺の豪商集団・会合衆の一員。モニカの父。敬虔なキリシタンであり、自邸には礼拝堂と釣鐘も備えている。助左が今井を離れて行商を始める時に木綿を卸してもらったのもこの日比屋であり、後年助左はその礼拝堂付きの邸宅を買い取って住まう。山上宗二演:清水綋治茶人、兼久と親しい。天王寺屋三郎演:佐藤博大和屋演:大竹修造新屋演:堀六平才蔵演:花沢徳衛今井家が所有する貨物船「琉球丸」の船長。助左の父・甚兵衛とは旧知の仲で、生きていれば助左と同い年だった息子を事故で失っている。助左は「船で一番威張っていて一番やることがない」と称したが、琉球丸が沈没する際には、助左に海に生きる男の姿を身をもって示す。笛(モニカ)演:夏目雅子日比屋了慶の娘。敬虔なキリシタン。自分を強引に陵辱した五右衛門を殺そうとするが果たせず、恨みながらも愛しいという複雑な思いを抱きながら共に堺を出奔する。旅先で病を得た彼女を五右衛門は見捨てるが…。銭丸演:前田晃一堺の町の浮浪児だったのを助左に拾われる。幼いながらも才に長け、助左を助けて“番頭さん”と呼ばれる。助左の留守中は桔梗と共に店を守る。

豊臣家

木下藤吉郎→羽柴秀吉→豊臣秀吉演:緒形拳[6]信長の配下時代から助左をかわいがり、助左が今井家から独立すると何かとバックアップするなど友好的だったが、天下をほぼ手中に収め権力を手に入れると支配者として助左の前に立ちはだかる。堺の自治を認めず、目をかけるも要求を撥ね付け我が道を行く助左や、徳川に肩入れする宗薫ら堺商人たちと対立、徹底的な弾圧を加える。ドラマ前半部での人間的魅力に富んだ木下藤吉郎から権力欲の塊の天下人秀吉へと変貌していく姿は今作の見所のひとつでもある。ねね→北政所演:十朱幸代秀吉の正室。豊臣家の安泰を一番に願っている。のんびりとした尾張弁を話す天真爛漫な女性。淀君演:藤村志保[7]終盤に登場。秀吉が亡くなった後は豊臣家では一番の権力者となる。三好秀次→豊臣秀次演:桜木健一豊臣秀頼演:柏木寅章石田佐吉→石田三成演:近藤正臣長浜で助左と知り合い、一緒にたま(のちの細川ガラシャ)の帰りを送ったことから親友となる。ねねの尾張訛りをひどく嫌う。堺奉行に就任してからは、親友の助左と上司の秀吉の間で苦悩する。朝鮮出兵中、徹底抗戦の加藤清正、福島正則に対し、無駄な犠牲者を出すよりも、友好関係を築こうとした。数々のドラマで利休を讒言して死に追い込む役が多い三成だが、このドラマ中では利休とは対立せず、むしろ秀吉の利休切腹に難色を示している。劇中ではたまに憧れ、本能寺の変後幽閉中のたまの元に訪ねるなどしていたが、やがてこの二人の関係は悲劇的な結末を迎える。小西弥九郎→小西行長演:小野寺昭堺の商人から秀吉に見出され家臣となる。三成や助左と親友となる。助左が秀吉が目をかけているにもかかわらず、わが道を行き秀吉の怒りを買っていることを心配している。前田利家演:臼井正明大野治長演:藤堂貴也高山右近演:鹿賀丈史三成、行長と共に助左のよき理解者。熱心なキリスト教徒で、西洋の技術や知識を必要としても、キリストの教えを学ぼうとしない信長の姿勢に疑問を感じ、一旦は離反するが赦される。安土城下に教会を作るために必要な青瓦と交換で助左に船を譲った。池田輝政演:成川哲夫黒田官兵衛演:島田三郎→勝部演之竹中半兵衛亡き後の秀吉の軍師。荒木村重謀反の折その説得工作に失敗、岩牢に幽閉され跛行となる。本能寺での信長横死を備中高松の秀吉陣中へ報せる助左からの使者を口封じの為に独断で斬り捨て、さらに毛利と和睦して京へ取って返し信長政権を引き継ぐよう秀吉に進言する。三成は「またあの御仁の浅知恵に乗せられてか」と、内心毛嫌いしている。黒田長政演:佐藤健一→伊藤正博加藤清正演:綿引洪朝鮮出兵中、友好関係を築こうとする三成、行長、宗義智に対し、徹底抗戦を主張し豊臣家分裂のきっかけを作る。朝鮮出兵では先に上陸した行長への憎しみから何とか出し抜こうとし、追いついた後も行長と別ルートで京城へ先んじようとするが、助左らの計略で偽りのルートに誘導され、行長、宗義智の京城一番乗りを許すことになる。福島正則演:加藤正之浅野長政演:辻萬長増田長盛演:金内吉男五奉行の一人。五右衛門一味が伏見城の秀吉寝所を襲撃した際に彼らの前に立ちはだかる。蜂須賀小六演:室田日出男[8]秀吉配下の猛将。秀吉と同様に彼もまた、助左に対して何くれと無く好意的に接し、その危機を救ったりしている。竹中半兵衛演:梅野泰靖[9]秀吉配下の名軍師。助左が秀吉の陣中へ持ち込んだ木綿の火縄を買い上げる。黒田官兵衛の造反が疑われた際、人質となっていた官兵衛の息子松寿丸を信長の命令に背いて匿う。石田正澄演:内田稔三成の兄。三成が武断派の襲撃で堺奉行所を去った後は奉行職を継ぐ。三成同様に助左を深く信頼している。古田織部演:戸沢佑介不破万作演:伊東平山松田信助(信助)演:北見治一隆西堂演:沖恂一郎

織田家

織田信長演:高橋幸治[10]堺に要求した矢銭(軍用金)五万貫を賭けた相撲で子飼いの力士・鳴海を投げ飛ばした助左を気に入り、家来になれと誘う。のちに安土築城の際、助左が見つけてきた唐人一観(信長公記に記されている実在の人物)の焼いた青瓦を天守閣の瓦に採用するなど、秀吉や利休同様、助左の人生の節々に関わりを持つ。お市演:小林かおり織田有楽斎演:奥野匡北畠信雄演:横尾三郎神戸信孝演:和甲拓織田三法師演:田村宗正明智光秀演:内藤武敏信長旗下の知将。金ヶ崎撤退戦では一度は退却しかけるも、少数兵力で殿軍を務める秀吉を見捨てることが出来ずに鉄砲隊と共に残留、与力する。比叡山焼き討ちの折には秀吉と共に信長に諌言するも聞き入れられず、山から逃亡してくる僧侶・婦女を掃討する(秀吉は逃げ道を設けて、自陣に逃げ込んで来た者は見逃している)。今作での光秀は自らの心情を語る場面が殆どなく、本能寺の変に至る経緯も描かれていない。よって今作に於ける光秀謀反の本当の理由は謎に覆われたままである。しかし比叡山焼き討ちや荒木村重謀反時に於ける高山右近への帰順説得工作の場面など、光秀が信長体制へ対する疑問を徐々に抱き始める様子が散見できる。柴田勝家演:新田昌玄織田家の筆頭家老。金ヶ崎撤退戦では殿軍を率いる秀吉に対してねぎらいの言葉をかけ、さらに自隊の中から鉄砲の名人を選んで残し、「また会おう」と言い残し撤退して行く(この時には誰もが秀吉隊の全滅を信じて疑わずにおり、従って勝家のこの言葉は秀吉への精一杯の餞とも取れる)。信長死後の清洲会議の際には秀吉と対立、その暗殺を企てるが、丹羽長秀の密告により失敗する。丹羽長秀演:坂本長利信長旗下の武将。安土城築城の普請奉行を務める。天守閣の瓦に今井家の推す金の瓦を採用しかけるが、普請場を巡視した信長が目に留めた助左の青瓦が採用と決まった為、今井の美緒に青瓦の生産を打診する(結局は助左が今井の下請けをする形で青瓦を納入する)。清洲会議の際、勝家らによる暗殺計画があることを秀吉に報せ、命を救う。滝川一益演:金井大信長旗下の武将。勝家らと共に清洲会議に於いて秀吉と対立、その暗殺を企てる。荒木村重演:北島和男信長旗下の武将。ささいな行き違いから信長への反旗を余儀なくされ、摂津有岡城に立て籠る。やがて家臣達を見捨てて単身城から脱出、有岡城は落城する。その卑怯な振る舞いに信長をして「村重、汚し」と言わしめた。蒲生氏郷演:山本寛筒井順慶演:酒井郷浩蜂屋頼隆演:岸本功池田恒興演:猪野剛太郎森長可演:福永典明力士・鳴海演:栃櫻光輝堺の命運を賭けた相撲勝負で助左に投げ飛ばされる信長配下の力士。鳴海以外の力士演:日本大学相撲部

細川家

細川藤孝演:加藤精三細川忠興演:柴田侊彦たま→細川ガラシャ演:島田陽子光秀の娘で細川忠興の妻。キリシタン。争い事を嫌っている。三成の自分に対する思いを悟っており、清正や夫忠興らが三成を襲撃しようと企てた際には密かに三成を訪ねてそのことを伝え、逃げるように促す。小笠原少斎演:細川俊夫霜演:塩沢とき細川ガラシャの侍女。

徳川家

徳川家康演:児玉清東国の実力者。信長政権時は実直律儀な同盟者、秀吉政権時は面従腹背の態度で過ごし、秀吉の逝去後は関ヶ原の戦いで三成中心の西軍を破って天下を手中に収める。梢の工作により徳川贔屓となった兼久(宗薫)を利用して堺の商人たちを思いのままにしようと画策する。助左とは金ヶ崎城撤退戦・小牧長久手の戦い・関ヶ原戦後と都合三度顔を合わせているが、家康は助左の存在を認識しておらず、その都度初対面のつもりでいる。助左に、世界の勢力図が変化しつつあり、南蛮との貿易もイギリス・オランダ重視のそれへと変化していかなければならないと告げる。夏目次郎左衛門演:陶隆司服部半蔵演:前田満穂

毛利家

安国寺恵瓊演:神山繁毛利氏の外交僧。豪放磊落な人物。信長軍の中国攻めの際には和睦折衝に当たる。本能寺の変後に秀吉から伊予二万三千石の大名に取り立てられる。利休が五千貫の値を付けたルソン壷の価値をめぐっての秀吉と助左衛門の大勝負(多くの大名が参加した今でいう「オークション」)の際、恵瓊が一万貫の値で買うと啖呵を切ったことで場内の空気は一変、五十個あったルソン壷のほとんどが一万貫で諸大名に買われていき、助左衛門を一躍大豪商へと押し上げる結果となる。吉川経家演:浜畑賢吉毛利氏の部将。鳥取城の援軍として派遣されるが、大量の兵糧が売り払われていることに失望する。飢餓に苦しむ城内で、若狭の米商人を自称していた助左と打ち解け、堺へ行ってみたいと話す。自身の命と引き換えに城内の兵士・領民の命を安堵させ、開城降伏する。中村春続演:浜田寅彦鳥取城の部将。経家来援時は、旗頭が必要として阿るが、秀吉軍に包囲されると毛利の支援を受けるために来てもらったと開き直る。森下道誉演:佐竹明夫鳥取城の部将。秀吉の計略とも知らず、兵達への恩賞のためとして兵糧米を売却する。清水宗治演:宝生閑

足利将軍家

足利義昭演:松橋登和田惟政演:鈴木智一色藤長演:日野道夫

信長包囲網の戦国武将

浅井長政演:伊藤高浅井久政演:増田順司毛屋七左衛門演:北島和男(二役)朝倉家の家臣武田信玄演:観世栄夫(声のみの出演)三好政康演:露木護三好長逸演:平野元岩成友通演:渡辺厳

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